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親の相談室(「映画」にみえる「引きこもり」の手掛かり)2024.12.1
北風の日も多く,寒く感じる日が増えてきました。朝夕の気温差が大きく,体調の管理が難しい季節ですね。
主人公が徐々に「動き始める」という内容の「映画」です。
親の相談室(授業参観でこどもが手を挙げない)2024.11.1
つい先ごろまで「暑いですね」と言っていたのですが,「今日は寒いですね」という季節になりました。「秋の短さ」をつくづく感じます。
親の相談室(幼い頃からの人形やタオルを手放さない)2024.10.1
朝夕やっと涼しくなってきていますが,昼は残暑の厳しい日が続いています。
また,大谷選手のドジャースの地区優勝という感動的なこともありました。「自民党の総裁選挙」の結果,石破新総裁が誕生もしています。
議会は,斎藤知事の「道義的責任は分からない」という斎藤知事のリーダーとしての「資質」に「ノー」の審判を下しました。
「頭で考えながらの言葉」しか出ていません。「腹からの思いの言葉」は出てきていません。
こどもが「ボロボロの人形」「汚いタオル」を捨てずに,「一緒に寝たり,持ち歩いたりしていている」が,「大丈夫だろうか」と不安げにおっしゃることがあります。
そう,それを大事にすることによって,「自分」を保つことができるのです。それはそれでいいわけですね。
親の相談室(人への敬意を払えない「兵庫県知事」に思うこと)2024.9.1
動きの遅い「台風10号」のために,「予定」の変更を余儀なくされた方が多かったことでしょう。しかし,この台風で「暑さ」も一息をつくこともできるでしょうか。
本格的な「涼しい秋」が待ち遠しいですね。
兵庫県議会で「百条委員会」が話題になっています。「証人喚問」のための県議会議員による「調査特別委員会」が設置されています。
「百条」って,なんか「昭和の歴史言葉」みたいですね。
そもそもは,兵庫県「斎藤元彦知事」が,内部告発をした県職員を「嘘八百」「事実無根」「噂ばなし」「公務員失格」として,「公益通報者保護」の手続きを待たずして,「懲戒処分」を行っています。
「知事自身」と「その取り巻き」を守るために,早々に「処分」を行った出来事です。
その後,内部告発をした職員が「死」をもって抗議するということが起こりました。
「百条委員会」の主導で,「県職員へのアンケート」も行われましたが,「恫喝」「パワハラ」「おねだり」「知事様」「寄付金キックバック」「瞬間湯沸かし器」等の疑惑が,次々と明らかになってきています。
内部告発が「事実」と認められつつあります。
「記者会見」でも,「百条委員会」の証人尋問でも,知事は「自身」を守るために「適正な対応をした」「厳しい指導をした」と繰り返すのみ,亡くなった方への「敬意」も全く感じられない対応が続いています。
知事「自らの指示」も,「県として対応」したとして,知事自身の責任を「回避」しようする意図もみえてきています。
これ以上,「亡くなった方をおとしめる」知事の「言動」を許すことはできません。
知事の「人への攻撃性」「物を投げること」「自身の姿を気にすること」「気にいらないと不機嫌になること」「会議への遅れての出席」などのアンケート結果からみても,自身が「特権階級」と考える「知事」への固執からみても,「自己愛性パーソナリティ障害」を疑ってしまいます。
他者よりも,「自己」を重視します。「自己愛」のために,他者を容赦しません。
根底には大きな「不安」を抱えて,「自己愛」や「誇大性」などの大きな偏りのある「人格障害」なのですが,「自分」は決して悪くないのですね。
このような人物が「権力」を持つことによって,「大きな社会問題」を引き起こしてしまいます。
「公務員」でも「会社員」でもそうでしょうが,「長」への忖度(そんたく)を大事にする「職場環境」は多く存在します。しかし,このような「人格」を持つ人が「権力」を持てば,「職場全体」に大変な「影響」を及ぼすことになります。
その結果として,「自殺」や「精神疾患」が数多く存在することになってしまいます。「居心地の悪い」「ストレスフル」の「職場」となってしまいます。
それにしても,「人格障害」に効く薬がほぼないのですが,とても困ったものです。
人への「敬意」を払えない知事は,一刻も早く「辞職するべき」でしょう。
知事自らの「辞職」がなければ,道義的にも,法的的にも,適正な「処分」を期待しています。
余談になりますが,「百条委員会」での「斎藤知事の答弁」を聴いていると,ナチス親衛隊の「アドルフ・アイヒマンの裁判」を思い出しました。
「ユダヤ人の大量虐殺」に加担したアイヒマンは,アルゼンチンに逃亡中に逮捕されて,エルサレムでの裁判において「死刑の判決」が下されました。
アイヒマンは裁判中の答弁では,ずっと「命令を受けて職務遂行を行っただけである」として,「自分は悪くない」繰り返していたのでした。
このようすは「アイヒマンの裁判」として有名で映画化もされています。
親の相談室(こどもが同じ話を繰り返す)2024.8.1
「パリオリンピック」が始まりました。「セーヌ川」での入場行進や「エッフェル塔前広場」での開会式などの演出は,世界に感動をくれました。
「日本選手の活躍」がどんどん伝わってきています。世界で不穏な動きがある中,このような「平和の祭典」はとても素晴らしいことですよね。
そうそう,コロナも「第11波」が継続していて,「罹患される方」も多くおられます。しかし,以前の「パンデミック」の様相はなくなってきていますね。
ところで,「こどもが,何度も話を繰り返すけど,大丈夫なのかな。」と心配をされることがあります。
「初めは聞いているけど,だんだんと疲れてきて,聞き流すことが多くなってくる。」とのことです。親も「同じ話を聴く」のがしんどくなってくるのですね。
親は「仕事」や「家事」等で忙しく生活をしています。「疲れて果ててぐったりとしている」ときに,「同じ話」をこどもがしてくると,「またか」と思ってしまいます。もっともなことでしょう。
しかし,こどもが繰り返して,同じ話をするのは,その話が親に「伝わっていないのではないか」ということが根底にあります。
「理解して欲しい」,「こちらを見て欲しい」,「認めて欲しい」などという気持ちがあります。
親が分かってくれていると「確信する」まで同じ話をし続ける訳です。
こどもの「承認欲求」も関わってきます。
親には「分かってもらえない」という「あきらめ」で,話をしなくなることもありますが,「親子関係」にとっては,悲しいことですね。
少し話は替わりますが,学校の先生の「研修」で,「保護者との話の仕方」を講義したことがあります。学校の先生は,「話すのは上手」なのですが,「聴くのが苦手な」方が結構おられます。
「クレーマー」のような保護者が学校に来られたら,最低でも30分は聴いて欲しいと説明していました。1時間でも聴いて欲しいですね。
とにかく,聴くことに徹して欲しいと説明していました。
保護者の話を「聴くことに耐え切れず」に,保護者の話を「さえぎって」,先生が話をされることがあります。
そうなれば,保護者の「怒りは倍増」して,「先生は理解していない」として,再び「最初から話が繰り返されること」になります。
保護者の話を「聴き切ること」がとても大事なのですね。
こどもの場合も同じで,親が「聴き切る」まで,話し続けます。
少なくとも,こどもが「親が話をしっかりと理解してくれた。」「思いを受け止めてくれた。」という思えることが大切になってきます。
こどもの話は「一方的である」ことが多いのですが,こどもは「こどもなりの思い」があって,こどもにとって,それが重要な「事実」である訳なのですね。
親の「聴く態度のイメージ」は,両手をしっかりと広げて,こどもの「話を受ける感じ」でしょうか。
親が話をしっかりと「受け止めてくれている」と,こどもが思えば「同じ話」を「繰り返し訴えること」は,きっとなくなるでしょう。
ちなみに,「精神分析」のカウンセリングでは,相談者がカウンセラーに「10回も同じ話」をすれば,相談者の「しんどい思い」は「浄化」されるとされています。
親の相談室(こんなになったのは親のせいだという)2024.7.1
さすがに。梅雨入りをしてから,蒸し暑い日が続いています。こんな日が続くと,より蒸し暑い「本格的な夏を迎える不安」を感じてしまいます。
いよいよ,「七夕選挙」と言われる「東京都知事選挙」が始まりました。50名を超える立候補者が名乗りを上げています。
大手のマスコミは,現職の小池さん,立憲民主党の蓮舫さん,安芸高田市長の石丸さんの焦点を当てつつあります。「SNS」や「You-Tube」でも,盛り上がりを見せています。
小池さんの「保育園待機ゼロ」,蓮舫さんの「若者への支援」,石丸さんの「教育への投資」が印象に残ります。どの候補も,こどもを軸とした「公約」をメインにされています。
「政治屋」の排除をうたい,政党の支持を受けない若い石丸さんに,「今までにない期待」を寄せています。
「不登校」,「非行」や「いじめ」などが起こった時に,そのことに関わったこどもから「こんなになったのは親のせいだ」とふと聞くことがあります。
「親のせいでこうなった」と言われると,親は驚きます。ずっと,こどものために「良かれ」と思って,「一生懸命に子育て」をしてきたのですから,こどもの「言っていること」が理解できません。
こどもが「後付け(あとづけ)」で言っていることもあります。こどもが「うまく行っていない」ことで,「親の責任」にして「理由を付け」のために言うのですね。
しかしながら,こどもが「親に不満を感じている」のも確かなのです。こども自身で「考える時間を与えられなかった」「自分で決められなかった」という不満感でしょうか。
「親がかってに決めてきた」ので,こどもは「自分のせい」ではなく「親のせい」という考えに至るわけです。
このことは,専門的には,親の「先取り(さきどり」と言って「子育ての大きな問題」としています。
「先取りの子育て」は,こどもが失敗をしないように,先々で親が決めてしまうことです。こどもの意見を聞かずに,「親の意向」で物事を決定します。
それは,とても「無難な選択」です。しかし,「過保護」「過干渉」につながってしまう「子育て」でもあります。
こどもによっては,「拒否」「反抗心」を抱きます。あるいは,逆に「自信」や「やる気」をなくしてしまいます。
「先取り」は,こどもの成長を止めてしまいます。こどもが自分で考えて,行動することを止めてしまします。
こどもが「向上心」や「高揚感」を持つことを阻害してしまいます。
こどもの将来のために,こどもの「自由選択」の余地を持って,こどもの「意志確認」を尊重する習慣を「子育て」に入れてみてはいかがですか。
すぐに,こどもようすが変わることもありますが,こどもが「思春期」に入った頃に大きな影響が出ることでしょう。
最新の記事 親の相談室(こどもが約束を守ってくれないという)2024.6.1
朝晩の気温差は大きいのですが,爽やかな日々が続いています。
梅雨を迎えるまでの,この過ごしやすい季節をめいっぱい楽しみたいですね。
今後の「国の動向」にも影響力を及ぼすだろう「東京都知事の選挙」が7月7日にあります。「七夕選挙」とも言われています。
20日の告示前に,すでに20名を超える立候補者が「名乗り」を挙げています。投票権はないのですが,こんなにワクワクできる選挙はなかなかありません。
現職の小池さん,立憲民主党の蓮舫さん,安芸高田市長の石丸さんなど,独自に「公約」を掲げて,それぞれに「国政」をも動かす影響力を持っている方々が「名乗り」を上げています。
数々の「子育て支援」や「少子化対策」案を提案されていますが,本当に「公約」を実現してほしいですね。
ところで,「こどものためを思って子育てをしているのに,約束を守ってくれないと,こどもから言われるので悲しくなる。」と聴くことがよくあります。
「こどもは約束を覚えているのでしょうね。」と続けて話されることもあります。
こどもが「努力」すれば,親に「何かを買って貰える」とか「どこかに連れて行ってもらえる」という「約束」のことでしょう。
そんな「約束」をこどもはしっかりと覚えており,「約束」を実現させようと「懸命に努力」をします。
一旦,親が「約束」すれば,親も親なりに「懸命」に実現する「覚悟」というものが必要となってきます。
しかしながら,親の視点や都合から「約束」を途中で「なきもの」とすることもあります。
親は「こどものため」として,「厳しい子育て」の一環として「約束の不履行」もあります。
あるいは,軽い気持ちで,「約束」をして,あいまいに「約束」がなかったことにすることもあります。
「約束」を反故(ほご)されるこどもにとっては,世界がひっくり返るほどの大きな「悲劇的な出来事」となります。
「約束」に向けて,こどもなりの「懸命の努力」にもかかわらず,親はその「努力」を「認めない」扱いにしてしまうのですね。
こどもにとって「裏切り行為」であり,そんな「不条理なこと」は許せないのです。このような親の「約束の不履行」を,こどもを許してくれません。
親への「不信感」や「恨み」として,こどもの心の中に,重く留まります。
その後のこどもの「生涯の行動」にも,影響を及ぼすことになります。
「やる気」や「自己肯定感」をはじめ,「前向きな姿勢」にも決して良くない影響を及ぼすことでしょう。
こどもは「約束」を守ってもらえる「経験を重ねること」が大事になってきます。現在行っている「努力」が報われることを信じて,「頑張り」が効くのですね。
もちろん,こどもの「いい加減な行動」では,「約束」を守ることはできませんが,7割ぐらいの「努力」や「達成」がみられたら,「約束」を認めてもいいかと思っています。
一旦こどもと「約束」すれば,その「約束」を果たす覚悟は,絶対に必要だと思っています。それが,こどもが「達成感」を重ねる経験にもなります。
こういう親の「姿勢」が,将来の安定したこども「人格」の形成にも大きく寄与することでしょう。
親の相談室(オネショが心配で修学旅行に参加できない)2024.5.1
朝は涼しいのですが,晴れた日は暑くなってきています。もう夏が間近に迫ってきているのでしょうか。今から真夏の暑さが心配になってきます。
「円安」もあり,「インバウンド(訪日旅行)」が増加しています。観光地では,海外からの旅行者を多く見かけます。
インバウンドで旅行者を迎えて,活気づくのはとても好ましいのですが,「日常生活」のある「地元の方々」にとっては不便もあり,さぞかしや苦労があることでしょう。
さて,親にとって,こどもの「トイレの悩み」も大きな問題です。
幼い時の「トイレトレーニング」から始まって,「オネショ」,「頻尿」など,成長に応じて,「親の悩み」は尽きないですね。
小中学校の「宿泊研修」や「修学旅行」でも,オネショや頻尿が心配で,参加を断念するこどもが案外多くいます。
もちろん,担任や養護教諭に相談すれば,「なんらかの対応」を一緒に考えてもらえます。
そもそも「修学旅行」等の前には,健康面の「事前調査票」があるので,オネショや頻尿のことを記入しさえすれば大丈夫です。
夜中に,担任が「お薬の時間やで」と声掛けして,こどもを起床させてくれます。
それから,修学旅行前に「小児科」で薬を処方してもらってから,参加することも一つの手段であるのかもしれません。病気でなくても,「薬を持参する」ことで,それが安心材料となって「お守り」の役割をしてくれます。
ストレスや緊張などの「心理的な原因」が,オネショや頻尿を引き起こすことも多いのですが,「緊張」した時にトイレがしたくなるのも「普通のこと」ですよね。
また,オネショと頻尿は,こどもの「自尊感情」や「自己肯定感」とは,決して無縁ではないでしょう。
平素から,こどもの「主体的な意思」を尊重して,こどもが「行動をなし遂げた」ときには,心からほめたいですね。こどもの「安心感」や「自信」が,「トイレの緊張感」を緩和するわけです。
こどもが「成功体験」や「達成感」,「成就感」の経験を重ねることによって,「大人にむけての成長」につながっていきます。「オネショ」や「頻尿」も吹っ飛びます。
トイレのことに限らず,いつでも「こどもと話し合う機会」を大事にできればいいですね。
親の相談室(部活動の顧問が熱心すぎて困っている)2024.4.1
桜の「開花情報」が話題になる「季節」となりました。
「宇治小倉こども相談室」を開設して,5年目を迎えました。どれほどの方に利用して頂けるか不安いっぱいで,相談室をスタートしましたが,なんとか維持し,継続できてきました。
皆様には,もう心から感謝の気持ちでいっぱいです。
さて,「自民党パーティ」の未記載の裏金の「キックバック」の問題が,まだ収まっていません。自民党内のこととして「政治資金としての記載もせず」,「譲渡税などの申告もなく」,大金の譲渡がなされています。
この問題が,「金権政治」や「派閥政治」の解消のきっかけになることを望んでいます。
また,ドジャースの大谷選手の通訳である,水原一平さんの「不正送金疑惑」も,世間に影をさしています。大谷選手の活躍で,こんな影を吹き飛ばして欲しいですね。
いずれも,「お金に関わる問題」なのですが,「けた外れの大金」に,いろんな思いを巡らせてしまいます。
前置きが長くなってしまいましたが,本題に入りたいと思います。
「部活動の顧問が熱心すぎて困っている」と,顧問への苦情も相談の対象でした。
必要に応じて「教育委員会の指導部」と連携して対処してきました。
「熱心すぎる顧問」への苦情は,顧問の「体罰」や「暴言」がほとんどです。「世間」に出て話題になるは,「氷山の一角」と言っても過言ではありません。
「健全なスポーツ」を推奨している教育委員会は,部活の「育成重点校」などを設けて,人事でも優先的に「転勤配置」をすすめています。
そのような方針にもかかわらず,委員会が顧問を「体罰」や「暴言」で指導する事象は,あとを絶ちません。
「昭和」の「体育系の体質」をもった顧問は,今も存在します。そこでは「楽しむための部活動」よりも「勝つための部活動」が優先されます。
「熱心すぎる先生」は,いつの時代も一定数の保護者に「支持」をされてきました。
こどもが「礼儀正しくなった」,「勉強もするようになった」,「友だちもできた」,「推薦の進学先も確保できた」と部活動が,こどもの成長に大きく貢献したという評価です。
顧問の多少の「体罰」「暴言」や,部活動内の「いじめ」は,許容の範囲であるわけです。 「熱心な教師なので」ということで,そのような「教師」が許されてはいけません。
それとは真逆に,部活動に「熱心でない教師」も存在します。
そのような顧問の下では,部活内での「いじめ」や「トラブル」を放置されることが頻発します。部活動内のこどもの「人間関係」が混沌とします。「放任状態」となります。こんな顧問もとても困ります。
部活動の顧問にも「やり過ぎないこと」,あるいは「放任し過ぎないこと」が必要でしょう。顧問の指導にも「適度な熱心さ」が必要です。
「良識のある」「バランスのある」顧問であって欲しいですね。
部活動での「問題」を認識したときには,親は遠慮せずに「担任」や校長や教頭などの「管理職」の先生方に是非相談して下さい。
将来のこどもの人格形成にも,大きな影響を及ぼしますものね。
親の相談室(こどもが夢を見て不安がるけど)2024.3.1
朝夕は結構冷え込んでいますが,陽ざしがある日は過ごしやすくなってきました。
しかし,穏やかな「季節」の訪れは,もう少しでしょうか。
それにしても,株式の「日経平均」が30数年ぶりに,やっとバブル時期の数値を超えました。「バブル崩壊」を直接に経験された方にとっては,喜びはひとしおでしょう。
バブル期の「日本経済基盤」とは違っていて,ますますの日本経済の発展は期待されています。日経平均が上がって,豊かになったという「生活の実感」も伴って欲しいですね。
さて,こどもが怖い「夢」を見て,不安がることはよくあります。
そもそも,「夢」とはなんでしょうか。先人の「知恵」を借りれば,「願望」や「思い」が「夢」に現れるとされています。
「楽しかったこと」,「怖かったこと」などの経験が,形を変えながら「夢」で「再現」されるとされています。それは「深層の心理」の表出なのでしょうね。
「ユング」や「フロイト」は,実際には「夢」をカウンセリングに活用しています。夢を「分析する」というよりも,「夢を語ること」自体に重きを置いています。
また,「夢」は本人が意識をしていない「無意識」の領域も表現しているとされています。抱えている「言語化」できないような内容が,「夢」で表現されていると考えられているわけです。
本人の自覚のない「ストレス」を抱えて,体調がよくないことがあります。そんなときに,「夢」を「誰かに語ること」によって,「ストレス」が緩和されることがあります。カウンセリングで「夢」を聴くのは,そんな理由からです。
心理学者である河合隼雄先生は,「夢がなければ,人はもっとしんどい思いをしたかもしれない。」と言っておられます。「夢」があってよかったとされています。
こどもが「怖い夢」を見たときに,こどもが「語る夢」とその「不安な思い」に耳を傾ければ大丈夫です。それが,こどもにとって「癒し」となります。
怖い「夢」を見ても,不安がることはなくなるでしょう。
親の相談室(地震の後こどもが不安や体の不調を訴えるけど)2024.2.1
「能登半島地震」から,はや1ヶ月が経ちました。
自衛隊や市町村などの「支援活動」をはじめ,「個人の募金」や「ボランティアの活動」も多く報告されていますが,「地域の整備」や「仮設住宅の建設」などの復興が遅れているようすです。
「東日本大震災」では,こどもの緊急支援のために,震災の5日目に「仙台」に入りました。
被災の「小中学校や避難所」を訪ねて,こどもたちへの「寄り添い」と「傾聴」を実践したことを覚えています。
海岸付近の地域は,「津波」によって壊滅的な状況でした。
こどもや大人の「心のケア」の支援を行いましたが,大人には「今の生活支援」,こどもには「将来のための心のケア」が必要であると教育委員会に報告しました。
被害があった地域では,こどもがちょっとした物音に怯えること,夜中の急に泣き叫ぶことがあります。
また,指しゃぶり,失禁,幼児言葉,おねしょ,一人で眠れない,悪夢などの退行現象がでてくることもあります。
身体症状では,腹痛,めまい,食欲がない,嘔吐などもあります。倒壊した家を思い出して家に入れないことや,逆に家から出られないこともあります。
なかには,「自分が悪いこどもだから,地震が起こった。」という子もいます。
仙台の小学校1年生の男の子が,教室の黒板いっぱいに「津波の絵」を描いていたのを覚えていますが,繰り返して「災害を再現する」こどもも存在します。
京都でも,「能登半島地震」の時に揺れを体感したのですが,そのあと,TVやYouTubeなどから地震のようすが繰り返して,放映されていました。
直接の地震被害がなかった地域でも,「地震の報道」によって,こどもが「不安」や「体の不調」を訴えたりすることがあります。
対応として,「被災地の映像を繰り返して見せないこと」「以前からのお気に入りの番組を見せること」「安心感を与えること」などが考えられます。
アドバイスよりも,「辛いね」「しんどいね」「怖いね」と,共感的にこどもの思いを聴くだけでもいいかと考えています。
こどもの動揺を見て,親も不安がらず,「心から大丈夫だよ」という対応をすればいいでしょうね。
親の相談室(こどもが友だちを意識するのはいつ頃なの)2024.1.4
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
正月早々に,お茶の間に「衝撃的なシーン」が飛び込んできていました。
能登半島を中心とする大きな地震による「家屋の倒壊や火災のシーン」をはじめ,2日には海上保安庁の飛行機と日本航空の旅客機との衝突による「旅客機の炎上のシーン」がTV等で放映されました。
また,感受性の豊かなこどもにとっては,大きな不安を感じる「衝撃的な内容」だったことでしょう。
今年こそ,そんなこどもたちの不安が払しょくされるような年になってほしいです。
被害に合われた皆様には,心からお悔やみを申し上げます。
ところで,こどもが「友だち」を意識して,仲良くしたいと思うのは,いつ頃でしょうか。早いこどもでは,就学前の保育園や幼稚園の頃には,すでに友だちを意識していることでしょう。
最初は,「保育園の席が近い」とか,「家が近い」とか,「帰り道が同じ」とか,「親同士の仲がいい」とか,物理的なことが要因となっています。
しかし,徐々に,こどもの性格や似た雰囲気,関心が似ていることが,「仲の良さ」につながっていきます。内面的なことが要因になることが増えていきます。
こどもの個人差もあるのですが,小学校の3年生か4年生ぐらいから,「仲間意識」が生まれてきます。いわゆる「ギャングエイジ」の発達段階に入ってきます。
内面的なつながりが「仲間意識」を強化していきます。
しかし,人間関係の「しんどさ」や「わずらわしさ」を意識しだすのも,この頃でしょう。
もともと私たち人類は「協調性」の特性を備えもっているのですが,それが「過剰な仲間意識」になってしまうことがあります。
それがこどもにとっては,大きな負担を強いることがあります。
「ひとり遊びが好きなこども」や「感受性の強いこども」にとっては,耐えられない状況もでてきます。
「あまりしゃべらず」に「ニコニコとしている」こどもが好かれることがありますが,そんなこどもも思春期に豹変することもあります。
「過剰な仲間意識」に耐えられないことがあれば,こどもを守るための「友だちとの距離」も必要になってきます。
ちなみに,大人の「人間関係」も同じなのですが,「人の話を聴けること」,「穏やかで優しいこと」,「ユーモアがあること」などが,友だちとの「良好な関係」を保つための大きな要素となります。
このことが「人間関係のしんどさ」から守ってくれます。
上記の内の一つでも,「親の子育て」に意識ができれば,将来こどもが人間関係を楽しめる「豊かな人生」を歩むきっかけにつながるかと思っています。