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2020年12月~3月

親の相談室(元気だけど,こどもにPTSDってあるの)2021.3.25 


 東日本大震災(3.11)から10年目を迎えています。当時京都市から緊急支援で震災の5日目に仙台市に派遣されたのですが,荒浜地区の小学校の校舎内に入り込んだ自動車,沼になったような田畑や土台だけになった住宅地などが,つい先日のことのように思い出されます。

 避難所になっていた中学校では,たくさんの小中学生の会うことができました。親,祖父母を亡くしたこども,家が流されたこども,大事にしていたものを全部なくしたこどもなど,とても悲しいことを経験した多くのこどもたちに出会いました。

 驚いたことに,会うこどもすべてがとても元気にしていたことを覚えています。中には津波を描いていた男の子や海辺にある松原を描いていた女の子がいたのが印象的でした。
 むしろ,壊滅した小学校の校長先生や,妻と1歳の息子を亡くした父親の落ち込みがひどくて,大人の方のお話を集中的に聞かせていただくことが多くなりました。

 ところで,PTSDとは何でしょうか。心的外傷後ストレス障害と言います。1か月以内の症状でしたら,急性ストレス障害と診断されます。自然災害や事故などで命にかかわるような衝撃的な経験をしたときにおこります。もちろんこどもにも発症します。心の傷である「トラウマ」に近い医学的な専門用語でしょう。

 PTSDの典型的な症状としては,「繰り返し衝撃だったシーンを繰り返し思い出すこと」,「経験した場所や似たようなところを避けること」,「気持ちの極端な高揚感が継続すること」などです。このような症状が1か月以上続いているときに診断されます。
 症状がすぐに出ずに,何か月してから急に発症することもあります。

 仙台で会ったこどもたちは,急激な生活の変化の中,テンションがとても高かったことを覚えています。あとになってしんどくなったこどもがいたようすでしたが,多くのこどもたちが健康に生活を取り戻していきました。
 ただ,発達に課題のあるこどもたちにはダメージが残ることが多かったように聞いています。

 しかし,大人や先生自身も大きな被害を受けているにもかかわらず,こどもたちをとても大事にされていました。このことがとてもよかったのでしょう。多くのこどもたちは元気になり立派に成長しました。

 衝撃的な恐ろしい経験をしたこどもたちは一見元気であることが多いのですが,そんな状況にあったこどもたちには,特に初期の段階において,将来のために「より楽しい経験を重ねること」,「より大事にされること」がとても大事になってきます。

親の相談室(こどもがコロナを過剰に怖がる)2021.3.10


 新型コロナが話題になって,もう1年ですね。この間マスコミはずっとトップニュースとして取り上げてきました。感染数,重症病棟数,テレワーク,時短営業,経済対策,変異ウィルス,オリンピックの開催と組織委員長の交代,ワクチンの確保等の話題が繰り返されてきました。政府と知事や,知事間の不調和も,話題になってきました。

 実は,コロナ関連のマスコミの取り扱い方にある傾向が見えてきました。「状況がよくないところ」を意図して見つけて,取り上げているのではないかと思えてきました。
 ある時は感染者数,感染者数が減ってくると重症者数,病棟数の不足の取り上げ,高齢者の感染数を取り上げるなど,混乱と不安を煽っているのではないかと思われることがありました。

 「こどもが登校はおろか,外出も出来ない。友だちとも会えなくなった。うがいと手洗いを頻繁にしている。一部のものにしか触れることができない。自分の物を触らせない。親を部屋に入れない。手袋が手放せなくなった。コロナで自分や親が死ぬかもしれないと不安がる。敏感になってなんでも怖がる。親も子も,日々追い詰められたような生活をしている。」

 どうすればいいのでしょうか。イライラせずに焦らないこと,今が踏ん張りどころと割り切ることしかないような気がします。何が怖いのかとこどもに尋ねて応えてくれればいいのですが,なかなかそうはいきません。
 ゲームでもいいので楽しいことを一緒にできればいいですね。料理をするのもいいですね。時間はかかりますが,穏やかに生活を続けることを心がけることが最良の選択ではないでしょうか。
 しかし,あまりにも親もしんどくてこどもが怖がるようでしたら,敷居が高いと思われるかもしれませんが,心療内科等で抗不安薬を処方してもらう選択肢もあります。

 それにしても,感受性が強くてダイレクトに情報が入ってくるこどもたちは,このようにコロナ禍で大きなダメージを受けたことでしょう。生活のすべてにおいて,大きな影響を受け続けたことでしょう。
 そのうちにコロナ禍が話題にならなくなっても,そのようなこどもたちには多少の不安や怖さが残るかもしれませんが,少しは楽になるかもしれません。なんとしても,早くコロナ禍から,解放されたいですね。

親の相談室(こどもが起立性調節障害と診断された)2021.2.24 


 こどもが学校に行きたくないという。理由は言わない。理由を言い出したけど,そんなことで学校を休むなんて理解できない。理由もころころと変わる。頭が痛い,お腹が痛いと言い出す。絶対に,仮病だと思う。毎日がこどもとのバトルである。もう疲れてきた。
 ひょっとすると,何か病気でもあるかもしれないと思い直して,小児科に連れていくと心療内科を案内された。そこで,起立性調節障害(OD)と診断されて「リズミック」というお薬を処方された。

 学校の先生にこどもが起立性調節障害であると連絡すると,「そうですか。よくあります。元気になられたら,学校に来てください。お母さん大変だったですね。」とあっさりと言われた。そんなによくある病気なのかと驚く。
 こどもは診断をもらってから家で穏やかに過ごしている。安心できたが,この状態がいつまで続くのか不安である。

 こどもが不登校で精神科や心療内科にいくと,小学生では起立性調節障害,中高生では自律神経失調症と診断されることがよくあります。発症すると自律神経に不調がおきて身体症状もでてきます。朝も起きにくくなります。寝るべき時に寝ることができず,起きて活動すべき時に活動ができない状態となります。ストレス等が原因で,体のコンディションを崩してしまうわけです。

 こどもの治療を専門とする外来等では,こどもや親の心の安定を意図して,起立性調節障害等の診断をされているかと思われることがあります。登校しなくてもいいというお墨付きをもらえるので,それはそれでいいかと思っています。その安心が登校につながっていくのですから。

親の相談室(こどもが公共機関の乗り物に乗れない)2021.2.11


 こどもがバスや地下鉄に乗れなくなった。以前は,バスに乗って一人でどこにでも行けたのに。バスに乗ると人の視線が気になりしんどくなるという。外出もままならない。不登校状態になってから,人が怖いともいう。とりわけ,同世代のこどもが怖いとのこと。
 このような状態では,相談機関や教育支援センターには,一人では通うことができません。親がこどもの送り迎えをすることになります。一人で相談に行って欲しいことでしょう。

 どうしてこうなるのでしょうか。いろいろと理由は考えられます。学校に行けないことだけで,周囲に敏感になり,緊張感が高まります。自尊感情も下がります。それが本人を苦しめることになります。
 教育支援センターや相談機関に行く時間が,学校の授業時間と重なることが多く,公共機関の乗り物の利用がしにくくなります。

 バスに乗っていて,今どき他の乗客から「学校は行かないの」と声を掛けられることはありません。ところが,サボっているとか遅刻しているとか他の乗客は思っていないのですが,他の人のようすや目が気になってしょうかないのです。
 もちろん,家を出るときもそうです。近所の方の目も気になります。道中で同級生に会うことも避けます。人一倍真面目なこどもにとってはよけいにそうでしょう。堂々と遅刻して学校に入れるこどもなら,不登校で苦しむことはありません。

 心療内科に行くと,対人不安とか視線恐怖とかで社会不安障害等の診断がついて,抗不安薬が処方されることになることでしょう。
 しかし,公共機関が利用できなくなるのは,病気ではなく,こどもなりのとても大きな理由があるのですね。その証拠に,学校がお休みの土日や祭日にはそんなこどももとてもリラックスしています。外出もしやすい状況がうかがわれます。

親の相談室(こどもが髪の毛を抜いている)2021.1.31


 こどもが髪の毛を抜いている。耳の後ろのあたりが髪の毛が薄くなっている。髪の毛を抜いているかと聞いてみると,髪の毛を抜いてはいないという。しかし,こどもの勉強机の下にたくさんの髪の毛が落ちている。こんなようすをよく聞きます。

 自身で髪の毛を抜くことを「抜毛」といいます。こども本人が抜いていることをいいます。髪の毛が自然と抜ける「脱毛」やエステの「脱毛」とは区別します。髪の毛を抜く個所は,頭全体,サイド,頂点など様々です。
 1本ずつ抜いたり,束にして指でくるくる回して抜くこともあります。一か所が集中的に抜けて,円形脱毛のように見えることがあります。抜いた髪の毛を舐めることもあります。また,眉毛やまつ毛を抜くこともあります。

 最初は,こどもは無意識で髪の毛を抜いているのでしょう。親が注意してからは,親に隠れて抜きます。その後も,髪の毛を抜かずにはおられず,親の目が届かないところで,抜毛を繰り返します。こどもは抜いてはいけないと思いながらでも,抜かずにおられません。そこに強迫性が見られ,自傷行為があります。

 しかし,楽しいことをしているときは,抜毛は減少します。勉強や本人が負担とすることをしているときに抜毛をします。それはストレスや緊張の緩和ための行為と考えられます。

 親は何ができるかですが,こどもの頭に薬を塗りながら「何かあったの」と聴いて,ちょっと対話ができればいいかなと思っています。これが継続できればいいですね。
 いつのまにかにこどもが髪の毛を抜かなくなったということもありますが,こどもの髪の毛があまりにも抜けていたり,親から見てあまりにもこどもがストレスを抱えているようすでしたら,専門機関で相談をされることをお勧めします。

親の相談室(こどもがあいさつできない)2021.1.22 


 不登校や子育てを主訴(主な相談内容)とする相談の中に,「こどもがあいさつできない。誰とももじもじとしてなにも言えない。」ので,どうすればいいのかという質問を受けることがあります。
 「朝起きてもぼーっとして何も言わない。ご近所の人と会っても知らんぷり。このままではどうなることやら。」と,こどもの将来を心配されることがあります。

 確かに,そのまま大人になれば,学校や職場での人間関係は大変しんどくなるかもしれません。しかし,大概のこどもは,そのうちに挨拶ができて人間関係の会話のきっかけがが普通にできることになります。

 こどもは親をモデルとします。親の話し方も言葉もそうです。こどもは親の言葉を聴いていないようでも,背中では聴いています。親を見て徐々に挨拶や会話のきっかけを自然とマスターしていきます。やはり親の影響力は大きいのですね。

 ときどき大人になっても,親になっても,挨拶や話題に困り人間関係を苦手とされる方がおられます。ちょっとコツを知ることによって,挨拶ができるようになり,人間関係が楽しくなります。

 最後に,SST(ソーシャルスキルトレーニング)の研修会で学んだコツを簡単に紹介します。挨拶や話題に困った時は,『したしきなかに』という方法があります。
 「し-仕事,た-旅,し-趣味,き-気候,な-仲間,か-家族,に-ニュース」です。この中のどれかを話題にすればいいのです。
 誰かに出会ったときに,天気(気候)を話題にして「今日は寒いですね。」「晴れで気持ちがいいですね。」などの会話ができます。親がこれをこどもの前で実践してすればいいのです。こどもに教えてもいいでしょう。

 また,家ではこどもに朝「おはよう」,帰宅時には「お帰り」,寝るときには「お休み」,何かをしてもらったときに「ありがとう」を繰り返します。そのうちに,必ずこどもも言葉を返すようになります。それがこどもの将来の人間関係での財産になることでしょう。

親の相談室(こどもが面白くないやる気がでないという)2021.1.10


 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 新年早々また寒波とコロナの感染者の記録更新で大変なことになっています。とても寒いし,気持ちも暗くなります。景気は良くないのですが,経済対策を期待してダウも日経平均も上昇しています。上昇基調にあることは嬉しく思っています。
 そんななかですが,ご自愛して健康にお気をつけてお過ごしください。

 ところで,親が相談に来られて「こんな相談でも受けてもらえますか。」と前置きをされることが結構あります。その保護者にとっては大きな悩みごとであるのですが,他のみなさんではささいなことかもしれないとこちらに気を配って頂いているのでしょうか。
 悩んでおられる本人にとっては重大な問題であるので,真剣に一緒に考えていくことになります。

 そのような相談の1つに「家が面白くない。何もする気が起こらないと言って,こどもの機嫌がいつも悪い。」という内容があります。子育ての本質を考える上で大事な相談です。真剣にこども本人のようすを聞いて,今後の関わりを考えていくことになります。

 親は一生懸命に子育てをします。しかし,こどもにはそれが伝わらない,負担にもなることがあります。過保護や過干渉になることもあります。それを避けようとしても,逆に放任となってしまいます。
 かかわり過ぎない「バランスを意識すること」が大事ではないかと考えています。案外難しいのですが,そのことを意識するだけでもいいと思っています。

 また,一般的なことになるかもしれませんが,こどもに「達成感」を持たせる対応や「自己肯定感」を育てることも意識したいですね。
 ちょっとしたことでも,こどもが何かを成し遂げたときには親子共に喜んで,目いっぱいほめることを忘れずに「継続」をできればいいと考えています。
 親ができる範囲でいいのです。今からでも十分間に合います。

 なお,カウンセリングでは時間や場所は限られているものの,こどもの「自由な選択」を尊重して「主体的な意思決定」を育てることを目的としています。カウンセリングの時間内にその部屋の中で,こどもに自由に考え行動させます。
 こどもの意見も受容します。羽目を外して怪我をしないように配慮して,こどもを全面的に受け入れます。
 そんな対応でこどものやる気や自己肯定感を育てています。

親の相談室(子育てに自信がもてない)2020.12.30 


 年末年始に再び寒波がやってきます。コロナと寒波で先行きが読めずに,ますます不安になります。大変な年末年始になりそうですね。

 こどもを育てることは何かと大変です。子育てに自信がもてずに,先行き不安からうつ状態になられる親が多くおられます。もともと子育ての多少の不安はあっても,最初から自信がなかったわけではありません。思ったようにこどもが育っていないとか,こどもが言うことを聞かないとかいったことを重ねるうちに自信をなくしていきます。

 子育ての先輩やママ友からの貴重な情報からも,プレッシャーで自信をなくすことも出てきます。こうすべき,ああなるべきであるという情報を聞いて,そのまま実行してもできないことが多いのです。そんなことを繰り返していくうちに,親自身が燃え尽き症候群のようになっていきます。

 あと,子育てで親自身を追い詰めてしまう理由に,他のこどもと比べてしまうことがあります。「比較すること」は自然と人の心に起こってくる反応でもあるのですが,自分のこどもにはないところばかりをよそのこどもに見つけてしまうのです。

 では,どうすればいいのでしょうか。「いい親」になって子育てをすることはないのですね。ちょっと普通の「いい親」で十分なのです。理想の親ってないわけで,さまざまな親のスタイルがあります。
 また,親もさまざまな思いを持ちます。こどもに対してネガティブな感情を持つこともあります。そんなときは,嫌な気持ちをこどもに分かるように言葉で伝えればいいのです。力まずに子育てをすればいいのですね。完璧な親でなくていいのです。
 子育てはあっという間に終わってしまいます。子育ての真っ最中の今を,めいっぱい楽しんでほしいと思います。

親の相談室(こどもが人の気持ちを察するができない)2020.12.20 


 今年最強の寒波とコロナの第三波が来ています。Go toトラベルやイートの一時停止で,旅行や飲食関係のキャンセルにより収入の激減となり,経済生活が脅かされています。一方年末年始に楽しみも我慢となっています。帰省もできません。不安な思いをされておられる方も多いことでしょう。

 ところで親の相談に「こどもが,親の気持ちや人の気持ちが分からない。共感できない。」「人の立場に立てない。自分さえ良ければよいと思っている。」と将来を心配されることがあります。感情移入が大きすぎてしんどくなるこどもがいる反面,確かに人の気持ちを察することができないこどもも存在しています。自分たちは「人の気持ちが読めない」という表現をよく使います。

 発達の課題がある場合には器質的な影響もあり,こどもが人の気持ちを読めるようになるには環境調整だけでは難しいかもしれないと久しく言われてきました。別人のように大きく人格や性格が変わるとは思いませんが,時間を掛ければ,幾分かの感情をくみ取ることは環境次第でできるようになるかと思っています。

 上記のことは,こどもの感受性を育てることと関連していると思っています。感受性を育てるには「心のホールディング」が大事ではないでしょうか。こどもを心で包み込むということです。こどもを束縛して動けないようにすることではありません。ちょっと愛情でこどもを守ることです。心のホールディングでこどもの気持ちが安定すると感受性が育ってきます。こどもの感受性が育つと人の気持ちがみえてくるようになる機会が増します。

 あと心がけたいこととしては,親がこどもの気持ちを表現すればよいと思っています。こどもが痛そうにしている「痛いね」,辛そうにしているとき「辛いね」「悲しいね」とか代弁すればいいのです。嬉しいときも同じです。こどもの気持ちを親が表現することによって,他の人の気持ちも表現できるようになっていきます。
 こどもが人の気持ちが分からないなあと思われるときには,こどもの気持ちを表現することを心掛けてみてはいかがですか。

親の相談室(心療内科でこどもに服薬をすすめられた)2020.12.10 


 こどもが学校を休み始めて荒れるので,心療内科に行くとお薬をすすめられた。できるならばこどもなので服薬をさせたくない。親としてどうすればいいのか。

 医者がお薬を処方するときはどんな時でしょうか。こどもに次のような症状があるときに処方されます。例えば,こどもが暴力的であるとき,不安やパニク症状,強迫症状,年齢相応でない極端な多動性,注意力の散漫,うつ(特に環境調整が大事),不眠などがみられるときに投薬されます。

 精神科や心療内科を受診されている場合は,こどもに投薬されているお薬名を必ず聞くようにしています。こどもに診断名がついてなくても,投薬されているお薬名で医者のこどものへ見立てを知ることができます。

 こどもにはどんなお薬がよく処方されているでしょうか。こどもの諸症状を抑えるためにしばしば少量の抗精神薬が処方されます。リスパダール・エビリファイ・セレネースなどがそうです。多動や衝動性に特化してはコンサータですね。抗うつ薬ではルボックス・パキシル・トレドミンなどが多いです。起立性調節障害では,リズミックなどがよく聞かれます。

 こどもにお薬を飲ませるかどうかですが,結論から言えば,医者とよく相談して親が決断すべきだと思っています。しかし,最近のお薬は副作用も少なく,服薬も悪くないと思っています。一時的にもこどもの症状が治まれば,親子共々とても楽になれるかと思っています。
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